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Author:toita2217
第1級陸上無線技術士、第1種伝送交換主任技術者、第1種アナログ工事担任のTOITAが航空無線を目指す、皆様のお手伝いをします。



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TOITAの「航空k無線通信士受験クラブ」平成28年8月期向け第20期法規のシラバス

       第20期(平成29年 8月期向け)
         「法規」のシラバス

皆様、今日は。 当塾を主宰いたします TOITA です。
これから平成29年8月の試験に向けて半年間に渡って
当講座でお話いたします内容が決まりましたので 発表
いたします。


皆様のこれからの学習計画にお役立て下さい。

第1章無線局の免許
 1-1.無線局の開設と無線局の免許(法4)
 1-2.予備免許の指定事項
 1-3.無線局免許内容の変更
 1-4.無線局の変更検査
 1-5.記載事項の変更

第2章無線局の運用
 2-1.混信等の防止
 2-2.無線局免許記載事項遵守の運用
 2-3.電波発射前の措置
 2-4.一般通信方法
 2-5.呼出及び応答
 2-6.不確実な呼出に対する応答
 2-7.航空機局の運用/航空局の指示
 2-8.義務航空機局の無線設備の機能試験
 2-9.121.5MHzの電波の使用制限
 2-10.遭難通信を受信した時に取るべき措置
  2ー11.遭難通信が終了した時の宰領局のとる措置
  2ー12.緊急通信が行われる場合
  2ー13.航空局等が緊急通信を受信した時の措置
  2ー14. 航空局・航空機局が緊急通信を受信した時の措置



第3章監督
 3-1.総務大臣への報告
 3-2.電波使用料

第4章業務書類
   4ー1.   航空機局または、航空機地球局が備えるべき業務
     書類
 4-2. 免許の掲示 
 4-2.無線業務日誌の記載事項



第5章無線設備
 5-1.電波の型式
 5-2.電波の質(送信設備・受信設備)
 
第6章無線従事者
 6-1.航空無線通信士の操作範囲
  6ー2.   主任無線従事者の定義
  6ー3.   主任無線従事者の職務
  6ー4.   免許証の交付・返納・再交付



第7章国際電気通信連合憲章
 7-1.航空移動業務等の局の執務時間
  7ー2.   点検又は調整の為の電波の発射 


 


以上
※学習内容は、予告なく順番が変わる事があります。予め
  ご了承下さい。
※当講座の学習内容は、次回の試験で重要と思われる事柄
   をお話してまいりますが、これで全てでは、ありません
  。
  当講座でご理解頂ければ、関係する事柄も興味を持ちご
  理解して頂ける様になります。
  それでも、お分かりにならない事は、当講座にご質問下
  さい。
    但し、ご質問は、会員様に限らせて頂きます。
※シラバスを見て頂きました様に学習内容は、 多いので
   しづつ勉強を続けて下さい


姉妹校TOITAの「航空無線通信士受験塾」からのお知らせ

 TOITAの「航空無線通信士受験塾」
     会員募集
のお知らせ

当講座は、会員制です。
記事を全文読んで頂く事を始め、質問をして頂い
たり、受験の相談をさせて頂く方を限定する為、
会員制としています。

参考書を選ぶ極意は、今、ご自分が分からない事
柄をご自分にとって分かりやすい説明であるかを
見極める事です。
講座選びも同じです。
分かりやすいか・分かりにくいか、記事の見本で
ご確認下さい。


入会希望の方は「入会案内書希望」と書いて、以
下のメール・アドレスへお送り下さい。
直ぐに「入会案内書」をお送りします。  
なお、メールには、お名前の記載は、必要ありま
せん。 

また、コメント欄からのお申し込みも受け付けて
います。
コメント内容は、ブログ訪問者の方には、見られ
ない様になっていますが、お名前の記載は、避け
て下さい。
なお、入会案内書の送付先のメール・アドレスは
、必ずお書き下さい。

TOITAの「航空無線通信士受験塾」メール・アド
レス:
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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」平成29年8月期向け第20期無線工学のシラバス

    TOITAの「航空無線通信士受験塾」
      第20期無線工学のシラバス

平成29年8月期向け第20期受験講座でお話をい
たします内容が決まりましたので お伝えいたし
ます。

第1章 空中線と電波伝搬
 1. 電波とは?
 2. 電波の輻射
 3. 平面波の伝搬                    
 4. VHF帯とUHF帯の電波伝搬
 5.VHF帯に比べてのSHF帯の特徴
 5. 導波管の特徴

第2章 航法支援施設
 1. VOR/DME
 2. ASR
 3. ILSの地上施設
 4. ATCRBS


第3章 半導体・電子管・電子回路
 1. 半導体とは?
 2. ダイオード
 3. トランジスター
 4.電流増幅率αとβの関係
 5.  電圧増幅率
 6.オペアンプの反転増幅回路



第4章 DSB送受信機
 1. AM(A3E)とは?
 2.A3E送信機の構成
 3. スーパーヘテロダイン受信機の動作


第5章 FM送受信機
 1.FM(F3E)とは?
 2.PLLによる直接変調器の原理
 3.FM受信機各回路の動作
 4.  スケルチ回路の働き 


第7章 通信方式その他 
 1.  FM(F3E)方式の特徴
 2.  デジタル符号の名称


第8章 電源
 1.  電池一般
 2.  鉛電池の動作状態(充電中)
  
第9章 電磁気
 1.  ク ーロンの法則と電界
 2.  電気力線・電束・電束密度
 3.  磁気に関するクーロンの法則と磁界
 4.  フレミングの左手の法則
 3.電磁気に関する単位と記号

第10章 電気回路
 1.  抵抗とは?
 2.  コンデンサーとは?
 3.  コイルとは?
 4.  直流回路
 5.  RLC並列共振回路
   6.  有効電力・無効電力・皮相電力



以上

法規のシラバスは、次回発表致します。

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お知らせ

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1.勉強時間が取れない方
   私と1日45分だけお付き合い下さい。 


2.理系の勉強をされた事が無い方
   パイロットになる方は、文系出身者です。
   当塾は、文系の方専門の講座です。 


3.独学に不安がある方
   長年、無線従事者受験指導を専門にしてきました、
   私が無駄なく実力を付けるお手伝い致します。 

4.近くに受講出来る講座が無い方
  何時でも、何処でも何度でも、1日、何度でも勉強す
  ることが出来ます。

5.最新問題に対応
  受験参考書では、対応出来ない、新規の問題に対
  応した説明を読む事が出来ます。 

6.予備知識暗記不要 
  予備知識”0”からの出発。理解出来るので暗記する
  事なく、長期記憶となります。 

7.受験勉強がいやな方
  分かり易ければ、楽しく続けられます。
  毎日、少しづつの時間がさければ、楽に、実力が付
  ます。 


 当塾の特徴


1.合格に特化したカリキュラム
  当塾では、出題数の多い項目からお話をしています
  。
  無線工学では、”空中線と電波伝搬”。
  電波法規では、”無線局の運用”です。
   出題数の多い項目から理解する事で、合格に必要な
  得点を得やすくなります。
2.参考書に書かれていない事の説明がある
  当塾は、文系の方の為の講座です。
  参考書には、 書かれていない 文系の方が知りたい
  事からお話をしています。
3.質問者が納得できる回答
  質問される方、それぞれに、 個別のお答えをしてい
  ます。
  納得できるまで、何度でも質問して下さい
4.実力が感じられる
  出題数の多い項目から勉強しますので、勉強が進む
  につれて合格の手応えを感じます。
  当塾の受講生は、1 回または、2 回の受験で免許を
  手にされています。

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で。
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テーマ:航空無線通信士受験クラブ - ジャンル:学校・教育

TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (2)ILSその2

                     第2章航法支援施設
           (2)ILS その2

前回から 4 回に分けて、ILS のお話を致しています。
ILSとは、 (Instrument Landing System) 計器着
陸方式の事です。
飛行機は 離陸する時と着陸する時が 一番危険だと言
われてます。着陸の事を緩やかな墜落と言う位です。
広島空港の アシアナ機の事故では、 局所的に発生す
る 上昇気流の直ぐ後の下降気流をセットとした ダウ
ン  バースにより上昇気流に遭遇し、下降の為の操作
をした後 下降気流に遭遇して、 必要以上に降下した
為にローカライザーにぶつかった事故の様です。
さて、広い空を飛んで来た航空機は  空の広さに比べ
て僅か 60[m] 程度の幅の滑走路の真ん中の白線(雪
国では、黄色)上に着陸する事が出来ます。
例えば、降下して来た航空機が低い雲の中に入り見通
しが悪く、滑走路が見え無い時があります。それでも
、航空機は、見えない滑走路へ向かって着陸を続けま
す。 
やっと滑走路迄が見えた時には、滑走路迄の距離が時
間にして1~2分と言う事もあります。
皆様が、乗っている飛行機のパイロットは、天候の悪
い時に実は、滑走路が見えないまま、時速300 Km程
の高速で滑走路を目掛けて飛行している事があるので
す。


霧で数m先が見えない時、高速道路を高速で走行して
いる様なものです。
それでも、滑走路の白線上に直陸する事が出来ます。
その着陸を助けてくれる のが ISL です。非常に 重要
な航法支援施設です。その為、試験には、良く出題さ
れます。 
今回は、フライト・シュミレーションソフトを使って
ILS を擬似体験してみます。

今回、使いますソフトは、Microsoft 社の Flight Simu-
lator 2004  です。

着陸しますのは、仙台空港の B滑走路です。今回の機
材は、セスナ172 スカイホークです。
通常ですと、 小型機用は、 A滑走路を使用するのです
が、ILS が有りませんので 中型機が使用します B滑走
路へ着陸してみます。

絵が小さくて見にくいのですが、 画面中央上部の海岸
線より 少し上に濃い緑の所がありますが、そこが仙台
空港です。
仙台空港の B滑走路の諸元は、以下の通りです。

 長さ  :3000[m]
 幅   :  45[m]
  方位   :271°
 周波数 :111.7 [MHz]
識別信号 :ISD

諸元でも書きましたが、滑走路の幅は、45[m] です。
有視界飛行時でも速度の遅い小型機では、難なく着陸
できますが、セスナで計器直陸をしてみます。


続きは、記事をお買い求めの上、お読みください。

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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (2)ILSその1

            第2章航法支援施設
             (2)ILSその1

今回から4回に分けてILSのお話をします。
2015年4月に広島空港で韓国の旅客機が ILSに衝突すると
言う事故が有りました事をご記憶でしょうか?当時は、航
空機の着陸における電波誘導に関心を持って頂けた事と思
いますが事件事故が毎日の様にありますので、お忘れの方
は、当時の事を思い出しながらこれからのお話をお読み頂
きたいと思います。 


ただ、 TV の報道の中には、正しくないものもありました
ので、今回は、ILS の構成から先にお話をする事としまし
た。



1.ILS の働き
ILSには、大きく分けて3つの役割が有ります。1 つは、
走路
センター・ライン上に航空機を導
くこと。
2つ目は、適正な降下率で着陸させることです。
ラジコンの飛行機を飛ばした経験のある方や フライトシュ
ミレーションの経験のある方なら お分かりになると思いま
すが、衝撃の無い滑らかな着陸をする為には、 適正な降下
率で降下する必要があります。降下率が大きければ、滑走
路に接地した際に、航空機の車輪を破損してしまうかも知
れません。また、降下率が小さければ、滑走路の長さの中
間近くで滑走路に接地する事になりオーバーランしてしま
うかも知れません。 
適正な降下角度は、3°です。
そして、3つ目は、航空機から滑走路迄の距離を伝える
とです。

2.ILS の構成
ILS は、記事の2-1項から2-3項までの 3種類の施設を1組
みと
して構成されています。 先ほど、Google earthで 広
島空港を
見たのですが、航空写真が古く、未だに事故機が
まだ、映って
いましたが 広島空港では、ILSが分かりづら
いので、伊丹空港をご覧になりながらこれからの記事をお
読みになるとより理解
が進む事と思います。
Google earthで ”伊丹空港” を検索しますと滑走路が 2本
見え
ます。画面の上側を北にしますと画面下側の滑走路が
大型機用で画面の方位を変えずに滑走路の右の端を見て頂
きますと滑走路上に "32L"と書かれています。

滑走路の呼び方は 滑走路に書かれた数字を添えてrunway
32 
とか ranway14 と呼ばれます。(福岡空港でしたら
runway 
16 と runway34 です。) 
runway32L とは、方位が 320°方向へ向いての離直陸位
置を
示し、”L” は、2 本以上ある滑走路の 左側である事
を示しています。それでは、 画面を250 [m] 程戻ります
と分かりずらいのですが  滑走路左脇に赤と白の市松模様
の箱の様なものが2つありその直ぐ右に同じく赤と白に塗
り分けられた 鉄の柱の様な物があります。これが 2-2 項
でご説明しますグライド・パスです。 

それでは、滑走路を一気に左端迄行ってみます。
滑走路上には、”14R”と書いてあります。 これは、 方位
140° 
方向へ離直陸する滑走路で2 本ある滑走路の右側で
ある事を示しています。滑走路の端から更に120 [m] 程
左を見ますと滑走路前方を横切る道路の手前に 赤色
の横
長の構造物が見えます。これが、2-1項のローカライザ

です。 


それでは、各施設を細かく見てみましょう。 


       
2-1.ローカライザー(Localizer)

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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその5

           第2章航法支援施設
        (1)VORとDMEその5



前々回迄に航空機から見たVOR局の方位が分かる仕組
みをお話いたしましたので今回は、 VOR  の使い方を
お話致します。


1.小型機のVOR計器
図-6を見ながら、以下の説明を読んで下さい。

  
伊丹空港(大阪空港:RJOO)のVOR を例にお話いたし
ます。
貴方の操縦する航空機が 伊丹空港の周辺 を飛行中とし
ます。
VORの受信機の周波数を 113.9[Mhz] に合わせますと
、伊丹空港のVOR局の  識別符号である OWE が可聴
音のモールス符号で  ---   ・--  ・  ( ツーツー
ツー    トツーツー   ト ) と聞こえてきます。
これで伊丹のVOR 局を受信している事が分かります。


次に図-6 の左下のツマミ(OBS と言います)を回して
図の様に 白い針が上を軸として 真っ直ぐ下を向く様に
します。 
その時、目盛の上の値が貴方の航空機から見た VOR局
の方位です。
図-6では、 メータの上が Nになっていますので、伊丹
空港のVOR は、 真北にある事になります。 すなわち、
貴方は、VORの真南にいる事になります。
真ん中の白い針をCDI (Course Deviation Indicator)
と言います。 CDI は、上の端を軸として下の端が左右
に振れる様になっています。


仮にCDI が少し、 図-6 より右に振れていたとしますと
VOR から真南に引いた線より少し、 西側にいる事にな
ります。

ここで、チョット注意ですが、図-6では、機首も真北に
向いていますが、CDIが真っ直ぐ上を向いているからと
言っても、これは、貴方の航空機が VOR の真南にいる
事を示しているだけで 機首の方向を示している訳では、
有りません。
機首の方位は、コンパスで確認します。
さて、もう1つ 計器の中で説明する必要のある物があり
ます。
図-6のCDI の右の三角形に注目して下さい。
これは、TO/FROM  の表示で、 上を向いている場合
は、VOR 局が先の方にある事を示します。 三角形の底
辺に対して頂点の向いている方向が VOR の方向となり
ますので頂点が 下を向いていれば、VOR を通過した事
になります。
頂点が上をむいていれば、 ”TO”  VOR。 下を向いてい
れば、”FORM”  VOR。と言う事になります。 


 


2.大型機のVOR計器
 
上の絵は、 マイクロソフト社のフライトシュミレーション 2004の Boeing 
777-300のコックピットです。前方に見える空港は、hamaさん制作の中部
国際空港です。


Boeing747-100 の頃は、 小型機の様な計器が沢山並
べられていました。


続きは、記事をお買い求めの上、お読みください。

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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその4

             第2章航法支援施設 
                           (1)VORとDMEその4


今回は、通常、VOR と併設されて VOR 迄の距離を知るため
に使用される DME についてお話をいたします。
DME の構成と距離を測定できる仕組み、そして、距離を求め
る式の説明をいたします。式の説明では、なぜ、12.3 と言う
数字が出てくるのか詳しくお話をいたします。

 注 赤字は、試験に必要ですので、覚えて下さい。
   青字は、余裕があったら覚えて下さい。 


DME とは、 Distance Measuring Equipment(ディー・エ
ム・イーまたは、デメと言います。)の事です。
DME は、 二次レーダー(一次レーダーは、発射した電波の反
射を見て対称物の位置や方向を知りますが、二次レーダーは、
質問電波に対する応答電波で必要な情報を得る)の技術を使っ
ています。

 
図の航空機は、kansai氏の許可を得て使用させて頂いています。
  著作権は、kansai氏に所属します。

DMEで求める距離は、航空機からDME迄の距離です。
その距離;Rは、地図上での水平距離では、有りません。
航空機は、 空を飛んでいますので、 上の図の様に航空機の高
度:h が有りますので、水平距離:Lでは、なくR になります

よって DME の真上を飛行しても 距離は、 高度を表しますの
で"0" には、なりません。

それでは、DMEの仕組みをお話します。
まず、 航空機側の インタロゲータ(Interrogator:質問機
から UHF帯の電波で質問パルス(2つのパルスを1組としも
の)を発射します。



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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその3

          第2章航法支援施設
       (1)VORとDMEその3

今回は  基準位相信号の位相と可変位相信号の位相と
の位相差からVOR局の方向知る VORの根幹のついて
のお話です。

前回迄にお話を致しました事は、
(1)VORは  基準位相信号で変調した電波と可変位
      相
で変調した電波を輻射している。
(2)基準位相信号の電波は、30 [Hz]の SIN波によ
    る振
幅変調
(3) 可変位相信号は、9960 [Hz]のSIN波で振幅変
   調し
、その後で搬送波を取り除いている
(4)基準位相信号で変調された電波は、中央の水平
        面で無指向性のアンテナから輻射される。
(5)可変位相信号で変調された電波は、基準位相信
    号のアンテナから半径約 6.7[m]の円周上に配
    置された24組48本( 円の中心に対して点対象
    のものを 1組みとする )アンテナに1/30[秒]で
    一周する様に切り換えて給電される。


以上です。

今回は、基準位相信号と可変位相信号を受信した航空
機は、どの様に VOR局のある方向を 知るかと言う方
法をお話いたします。

1.基準位相信号と可変位相信号の パワー・スペクト
  ラム
   ※パワー・スペクトラムとは、横軸を周波数 とした
  とき、周波数毎の電波のエネルギーが どれだけ有
  るかを表したものです。



                図-1


図-1は、前回お話をいたしました基準位相信号と可変
位相信号を受信した時のパワー・スペクトラムを示し
ます。
Aは、Fo と言う周波数の搬送波を 30[Hz]の正弦波で
振幅変調した基準位相信号です。
Foの上と下にFoから30 [Hz]離れた周波数に青色の線
で示した上側波帯と下側波帯があります。
側波帯の大きさは、基準位相信号の大きさによります
が、最大でそれれぞれ、搬送波の1/2です。
また、 側波帯の周波数は、 変調する信号 (この場合
は、基準位相信号です。)の周波数だけ搬送波の周波
数から離れます。
B と C は、 Fo と言う周波数の 搬送波を 9960 [Hz]
の正弦波で振幅変調したものから搬送波を取り除いた
ものです。
B は、下側波帯。C は、上側波帯ででそれぞれ赤い線
で示しています。
それぞれの信号は、 あたかも、 Fo の周波数の搬送波
を 30 [Hz] と 9960 [Hz] の正弦波で変調した様にな
ります。
この様に 2つの電波が1つの電波に見える様にする事
間変調 と言い ILS にも用いられている技術です。

この B と C は、可変位相信号です。
図を良く見て頂きますと、 B と C には、 左右に矢印
が付いています。
これは、VORから輻射する可変位相信号の9960 [Hz]
が変化する訳では、無く、VOR局から離れた所で受信
しますと、 順次、可変位相アナンテナを切り換えて輻
射している為に、可変位相アンテナと 受信点アンテナ
迄の距離が変わる事による ドップラー効果が起きたこ
とにより 周波数が変化して捉えられる事を表していま
す。
勿論、 基準位相信号の電波と受信アンテナの距離は、
変わりません(勿論、航空機は、移動していますので、
基準位相信号との距離は、変わっていますが、 可変位
相信号のアンテナとの 距離の変化に対して無視できる
と言う意味です。)ので、こちらは、 ドップラー効果
が起こりません。

図-1-1 では、可変位相信号を12本で描いていますが、
実際は、48本あり、 基準位相信号の位相が”0°”の時、
可変位相信号は、 丸3と丸1のアンテナから輻射され、
基準信号の位相が進むにつれ可変位相信号は、順次左
回りに給電されます。
基準位相信号の位相が 0° の時、 丸3 と丸1の合成し
た電波の輻射方向(指向性)は、北向きです。


2.受信点と輻射するアテンテナの位置による
  ドップラー周波数の関係

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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその2

              第2章航法支援施設
            (1)VORとDMEその2


 


今回は、VOR の構成についてお話をします。
各航法支援施設の原理については、ネット上でも書かれ
ていますが、肝心な部分が書かれていなかったり、原理
そのものが不正確なものであったりし、正確なものを見
る事ができません。
また、残念ながら受験参考書でも肝心な部分がボヤかさ
れて書いてありますので、読者には、分かりずらく難し
いものと捉えられてしまいます。
曖昧な事は、記憶に残りません
航法支援施設の曖昧な例としましては、以下の様なもの
があります。
”ローカライザーは、 滑走路に向かって左側でVHF帯の
内の1つの周波数の搬送波を 90 [Hz] で変調した 電波
を輻射し、そして同じ周波数の搬送波を150 [Hz] で変
調した電波を滑走路の右側から輻射する”   と言う 説明
がありますが、 同一周波数の電波を 同じ施設から輻射
する事は、 電波が干渉してしまいますので通常、 その
様な事は、出来ませんので 不正確な説明と言えます。
この様に不正確な説明が多いのは、きちっと書かれた書
籍の存在を航法支援施設の製作するメーカーやそれを使
用するお役所の極一部の人しか知らない為です。 
また、その書籍の内容は、非常に高度で、単に、航法支
援施設に興味がある程度の人には、難解すぎて理解でき
ません。 


今回のお話は、受験以外で航法支援施設に興味をお持ち
の方にも分かりやすくお話をしていますので大変貴重な
内容となっています。



なお、各施設の写真の掲載には、国土交通省航空局の許
許可が必要ですので、掲載出来ません。写真をご覧にな
りたいた方は、当ブログの 東海総合通信局  のブック・
マーク又は、CQ出版社殿の 「RF WORLDNo.7」 の
ブックマークをクリックしてご覧下さい。 

それでは、今回は、VORの構成のお話を致しますが、そ
の前に電波とは、何かを考えておきましょう。説明には、
多くの予備知識が必要です。
電波とは、どの様な物かについては、 電磁気の所で詳し
くお話をしますが、 ここでは、電波を使ってどの様に音
楽やデータを 伝えるかと言う事を簡単にお話します。
(正確には、 電波としてアンテナから輻射される前の高
周波をどの様に音声やデータで変化させアンテナから 電
波として輻射するかと言う事です。)
電波を音声信号やデータで変化させる事を 変調と言いま
す。その変調方式の基本は、 以下の4通りです。

  (1)電波の強さを信号の大きさで変化させる

    電波の強さを音声信号 (以下送るべき音声やデ
    ータを音声信号と言います。)の 大きさに比例
    した大きさに変化させる。 受信側では、電波の
    強さに応じた 電圧を取り出す事で音声信号を得
    る事が出来ます。
    この変調方式を振幅変調 又はAM変調 と言いま
    す。
          皆様が使用する事になる航空無線で主に使用さ
    れる変調方式がこの方式です。 

  
  (2)電波の周波数を信号の大きさで変化させる

     この変調方式は電波の周波数を音声信号の大き
     さに比例して変化させる方式です。
             周波数変調又は、FM変調と言います。
             携帯電話も初期の頃は、この変調方式を使って
     いました。 現在でも FM放送や空港内で地上職
     員の方が持っている トランシーバー等の  変調
     方式として使用されています。

    (3)電波の位相を信号の大きさで変化させる

     位相とは、正弦波やパルスの始まりの時間的、
     又は、始まりの角度を言います。
     例えば、X軸とY軸の交点から伸びる長さ L の
     棒が交点を軸として グルグル 回っているとし
     ます。 回る向きは、左廻 りです。
     1秒間に1回転するとしますと 0 秒の時は、原
     点より右側の X軸上にいるとします。  この角
     度は、0°です。
     1/4 秒後には、90°進む事になります。
     今、お話した X-Y 平面を長さ L の棒が回るセ
     ットをもう一つ用意します。
     最初のセットは、0秒の時、棒の角度が0°でし
     た。
     次のセットは、0秒の時、棒の角度が90° とし
     ますと 二つのセットの棒の角度が 90° 違いま
     す。
     それぞれの動き始めの角度を 位相と言います。
     又、二つの棒の角度の差を 位相差と言います。 
     音声信号の大きさにより 電波の 位相を変える
     のが、位相変調 又は、 PM変調 と呼ばれる変
     調方式です。
     主に移動体通信で使用されます。

  (4)その他

    (1)と(3)の組合せたもの等がありますが、
            航空無線通信士の試験範囲を超えますので割愛
     いたします。
             LAN や 防災無線の変調方式として使用されい
       います。

以上の様に電波に音声信号を乗せる方法は 電波の振幅
波数または、位相を変えるしかありません。
   
 

2.VORの構成
VORとは、 VHF Omni-directional Radio Range:  超
短波全方向式無線標識施設の事です。


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