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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第18期受験直前講座 (17)トランジスターの解答

             第18期受験直前講座
             (17)トランジスターの解答


今回は、 前回出題致しましたトランジスターの電流増幅率
に関する演習問題の解答と解説を行います。

まずは、演習問題からご覧下さい。

[演習問題21]
次の記述は、トランジスターのベース接地電流増幅回路の
電流増幅率:αとエミッター接地電流増幅回路の電流増幅
率:β の関係について述べたものです。
(  )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号か
ら選んで下さい。

(1)図-1に示す回路は、 ( A ) 接地電流増幅回路で、 エミ
  ッター電流;IE [A] とコレクター電流:IC [A] の間には、
  IC = αIE  の関係がある。このときのベース電流:IBは
  、図-2 で表される。

     IB = IE - IC = ( B ) [A]

 (2) βαの関係は、次の式で表される。

   β = IC/IB = ( C )

 (3) よってα は、β より ( D )。

     A                  B                 C      D
1 エミッター    (1-α)IE          α(1-α)        小さい
2 ベース      (1-α)IE         α/(1-α)     小さい  
3 エミッター    (1-α)IE         α/(1-α)     大きい
4 ベース    (1-α)IE        α(1-α)    大きい
5 ベース    (1-α)IE          1/(α-1)   大きい


        図-1

        図-2


[演習問題24の解答と解説]

A  答えは、”ベース” 。トランジスターを使った増幅回路
   には、

   エミッター接地増幅回路
   ベース接地増幅回路
   コレクター接地増幅回路

  
  以上の3種類があります。 それぞれ、特徴があり、航
  空無線通信士より上級試験では、その特徴に関する
  問題も出題されますが、航空無線通信士の試験で問
  われるのは、 上の2つの電流増幅率を 知っているか
  だけです。
  それぞれの増幅回路の回路図をイメージで覚え、 そ
  の名前も意味も分からずに 暗記されると言う方も 多
  いのでは、ないでしょうか?
  内容を理解する事で 不確実な暗記をしなくても 済む
  様になります。
  そもそも、 各回路に共通して付いてる接地”とは
  何の事でしょうか?その点から考えてみましょう。
     
                 図-3

   図-3は、ベース接地増幅回路です。 GNDと書いて
   ある
は、GROUND の事です。 GND は、電気の
   世界では、EARTH(アース:地球)と同義語です。
   電気の全ての基準GND です。
       図-3 を少し説明いたします。ベースがGNDに接続
         されています。つまり、ベース接地となります。
   ベースとエミッターの間をご覧下さい。 丸にSIN波
   のマークは、交流電源を表す回路図記号ですが、
   ここでは、微小な信号源を表します。 微小な信号
   源は、 音から微小な電圧を発生させるマイクと考
   えても良いでしょう。
   そして、 微小な信号源と直列に 電池が繋がれい
   ます。
   電池の”+”がGNDに接続されています。 
   つまり、 エミッターは、基準であるベースに対して
   ”-”の電圧である回路と言う事になります。
   図-1 と比較しながらご覧下さい。 
   次にベースとコレクターの間を見てみます。

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