第19期受験直前講座
(23)DSBに比べてのSSBの
特徴の解答
今回は、 通信方式その他の分類の中から”DSBに比
べてのSSBの特徴についての解答と解説を行います。
それでは、問題から見てみましょう。
[演習問題36]
次の記述は、 DSB(A3E)通信方式と比べたときのSSB
(J3E)通信方式の一般的な特徴について述べた
ものです。このうち正しいものを”1”、誤っているものを
”2”と答えて下さい。
ア 必要な空中線電力が少なくてすむ。
イ 占有帯域幅が広い。
ウ 選択性フェージングの影響を受けやす。
エ 他の通信に与える混信が少ない。
オ 変調信号がないとき輻射される電波は、弱くなる
。
カ 復調する為にBFOを必要とする。
キ 主にマイクロ波等の高い周波数帯で通信に使用
される。
[解答と解説]
ア 送信アンテナから輻射した電波は、パラボラの様
に指向性の強いアンテナでも電波が広がります。
もし、針の様に細い指向性で電波の広がりがなく
受信点迄の間に妨げる物がなければ、微弱な電
波でどんなに遠くでも電波が届きます。
しかし、指向性アンテナから輻射した電波でも、
かなりの広がりがあります。
すると、遠くへ行くほど、広がり、進行方向に垂直
の単位面積当たりの電力密度が下がります。
その為、遠くへ行く程、電波が弱く感じられます。
航空無線通信士の試験では、この現象を電波が
減衰すると言っていますが、正確な意味では、電
波は、 減衰しません。 その証拠に電波の仲間の
光は、何億光年も先から飛んできます。
さて、DSBの電波の電力を”1”としますと、搬送波
が1/2。上側波帯と下側波帯がそれぞれ、1/4 づ
つの電力配分になります。
次にSSB(J3E)を考えますと、搬送波と下側波帯
又は、上側波帯がなく、上側波帯又は 下側波帯
だけを送信しますので、DSB と同じ距離と通信す
る為には、 SSBは、DSBの1/4 の電力 で送信す
れば良いので答えは、”1”。

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