第1章空中線と電波伝搬
(6)導波管
今回は、導波管のお話です。いきなり聞いた事もない名前の
物が出てきたとお思いでしょうが、これから高い周波数が盛
んに使用される様になりますので大電力のマイクロ波を伝送
する場合に重要になります。 勿論、航空無線でも レーダー
等に使用されています。

図-1をご覧下さい。送信機からアンアテン又は、アンテナか
ら受信機へ高周波を運ぶ為の物を給電線と言います。
図-1の一番上の同軸ケーブルは、その代表的な物です。
同軸ケーブルは、皆さんのご家庭でもTVのアンテン線とし
て使用されていますので 見る事が出来ますので一度、TV の
裏を ご覧下さい。 太さ 5 [mm] 程の黒い線が見えると思い
ます。
その下の二つが今回お話をします導波管(waveguide)です。
[構造]
これには、図―1 の様に 2種類あり、1つは、方形導波管。
もう1つは、円形導波管です。
導波管の構造は、図-1でお分かりの通り中空の金属のチュー
ブです。
給電線と言う様に線が有りませんが、導波管は、マイクロ波
を伝送する事が出来ます。。
マイクロ波とは、周波数が 300 [MHz] ~ 3 [THz]( テラ
・ヘルツと読みます。) の電波で波長は、1 [m] ~100 [μm]
です。身近な所では、 電子レンジや携帯電話に使用されてい
ます。
ちなみに電子レンジは、2.45[GHz] の周波数を使用していま
す。
携帯電話もこれに近い周波数の電波を送信しますので、 携帯
電話を耳に当てる事は、電子レンジに 頭を入れている様なも
のです。よって、 出来るだけヘッドセットの使用をお勧めし
ます。
マイクロ波以下の周波数では、同軸ケーブルを使用しますが、
同軸ケーブルの場合、内部導体と外部導体の抵抗分や、 外部
導体と内部導体の間のポリエチレン等の誘電物質による 誘電
損失が生じたりしますのでマイクロ波では、 使用出来なくな
ります。
その為、誘電物質をなくした導波管を使用します。
注・・誘電物質とは、絶縁物の事で例えば絶縁物の1つである
下敷きを脇の下に挟んで 擦りますと 静電気がたまりま
す。
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