第9章電気回路
(2)抵抗の働きその2
前回は、直流回路での抵抗の働きと 合成抵抗値の求め方
のお話をしました。
今回は、交流回路で 抵抗がどの様に働くのかと言うお話
をします。
そして、最後に、前回出題いたしました、 演習問題の解
答を行います。
1.交流回路に於ける抵抗の働き
今回のテーマは、 抵抗に交流の電圧を加えた時の電圧と
電流の関係です。
交流は、時々刻々とその値を変化させています。
抵抗に掛ける瞬間的な電圧を v とします。瞬時的な電圧
(瞬時電圧)とは、 時間と共に時々刻々と変化し続ける電
圧の一瞬の電圧を言います。その値は、 交流電源のスイ
ッチが入ったっ時の”位相 (発電所から送られて来る電気
は、1サイクルで360°の変化をしますが、スイッチを入
れたとき、すでにどの角度かにあります。この時の角度
を位相と言います。)”と”経過時間:t により 以下の式
で求める事が出来ます。 ここでΦは、
位相を表します。
v = SQRT(2)・V・sin( 2・π・f・t + Φ )
[V]
注1:SQRT(2) は、平方根を表します。
注2:V は、実効値を表します。
注3:f は、周波数を表します。
電圧の実効値(瞬間的な電圧の値を 2乗して 1 サイクル
に渡って合計し、1サイクルの平均を平方根で開いたた
ものです。
2 乗しませんと交流ですので、”+” と ”―” があり、瞬
時値を合計すると ”0” になってしまいますので2乗し
て足した後、の平均値を平方根で求めています。)を V
とします。
普通に皆様の家庭のコンセントに来ている電圧が 100
[V]と言ってあるのは、実効値の事です。
海外では、100[V]から480[V]迄、実に様々です。
式を見て見ますと、 瞬時値:vは、時間:t と位相:Φ
により決ますが、Φは、一定ですので、 時間:tで変わ
る事が分かります。
実効値電圧を V としますと、瞬時値:v の電圧の最大
値:Vm との関係は、以下の様になります。
Vm = sqrt(2)・V
皆様の家庭のコンセントへ来ている電圧の最大値は 約
141[V] と言う事になります。
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