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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第10期第6章FM送受信機 (2)FM送信機の構成その1


FM変調がどの様なものかご理解頂いたところで、今回
と次回の2回に分けてFM送信機の構成についてお話を
いたします。今回は、位相変調の所迄のお話になります
が、次回にお話をします周波数逓倍については、特に良
く理解して頂く必要があります。
 
FM変調とは、音声信号の大きさにより搬送波の周波数
を変える変調方式です。
つまり音声信号の電圧:V を周波数:F の変化にします。
音声信号が”+”側に大きくなりますと搬送波の周波数が
高くなります。
そして、音声信号が”-”側に大きくなりますと搬送波の
周波数が低くなります。
図-1は、FM送信機のブロック・ダイアグラム(構成図)で
す。
上の列の左側からお話をします。

1.発振器
  FMの変調方式には、発振器の周波数を直接音声信
  号で変化させる直接周波数変調と発振器とは、別の
  回路で変調を掛ける間接周波数変調の2つの方式が
  有ります。
  現在は、安定な発振回路が出来る為、直接周波数変
  調が増えてきましたが、以前は、搬送波の周波数の安
  定を優先する為、周波数安定度の良い間接周波数変
  調が多く使用されていました。

  ここで示しています発振器は、どの様な変調方式の送
  信機にもある電波の源を作る所です。
  発振器は、周波数が変動しない安定した物が求めら
  れますので、送信機に繋がれたアンテナから輻射され
  る周波数よりかなり低く設定されています。
  (この事が周波数逓倍と関係してきますので記憶に留
  めておいて下さい。)


2.位相変調器
  位相変調とは、音声信号で搬送波の位相を変える変
  調方式です。
  しかし、FM送信機になぜ、位相変調器が有るのでしょ
  うか?
  その理由は、

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