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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第10期第10章電気回路 (3)コイルの働きその2

前回、コイルに交流の電圧を繋ぐとどの様な事が起きるかをお
話しました。

交流は、時間と共にその大きさと流れる向きが変わります。
抵抗の場合、交流の電圧を繋いだ場合、直流電圧を繋いだ場
合と同じで電圧と電流の関係は、 抵抗値を比例定数として、
以下の関係がありました。

            i = v / R

ここで、i は、交流の瞬時電流の値です。そして v は、交流の瞬
時電圧の値です。
式からも分かります様に電流と電圧は、 同じ様に大きくなったり
小さくなったり極性も双方が同時に変わると言う事です。
つまり、電流と電圧が同位相で変化すると言う事です。
上の式を詳しく書きますと

       i = sqrt(2)I・SIN(ω・t)
      v = sqrt(2)V・SIN(ω・t)


sqrt(2)I・SIN(ω・t) = sqrt(2)V・SIN(ω・t)/R

となりますので、左辺も右辺も ω・t で同じ様に変化する事が
分かります。

1.コイルに交流電圧をかけた時の電流

それでは、今回のテーマであるコイルに交流電圧を加えた時の
電流と電圧の関係について考えてみます。
コイルに電池を繋いだ時は、瞬間的な事を除けば、コイルの持つ
わずかな抵抗分 r と電圧 Vdc(直流電圧)で電流 Idc(直流電
流)が決まります。
この時は、コイルは、コイルが持つ僅かな抵抗分 r を持つ抵抗
として働き以下の式の関係になります。

           i = v/r

一方、交流をくわえた場合は

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